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池ノ平山 2555m

Aug.03, 2002 剣岳北方稜線の山…気分は「アルプスのハイジ」

池ノ平山 2555m:イメージ1

「池ノ平山」はアルピニスト憧れの剣岳北方稜線上にある山だ。ちょうど地図上では富山県の上市町・立山町・宇奈月町の境に位置する。剣岳の北方稜線はコース的には最も難易度の高いコースとされているが、唯一この「池ノ平山」だけは比較的簡単に、しかも安全に登れる山だ。 難点は、ここまでのアクセスが長いことと、残雪の状況・天候等によってかなり難易度が異なるというだ。「池ノ平山」では、今までの「剣岳」とは異なった景観に出合い、きっと感動することだろう。

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白山観光新道

Aug.02, 2002 白山でも有数の花の群落

白山観光新道:イメージ1

白山の高山植物のうち、100種以上はその自生範囲の西限もしくは南限となっているという。その理由は白山が日本アルプスから西へ離れた孤立峰で、白山より西に2000mを超える高山が無い為だという。また明治の頃、植物学者が高山植物を研究した際、日本アルプスより登山コースが開けていた白山に登り、平地部の植物とは異なる植物に命名したとき、「ハクサン」の名を冠したしたので、ハクサンコザクラ・ハクサンシャクナゲなど「ハクサン」の名の付く高山植物は18種にもなる。

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白山 後編

Aug.01, 2002 花の群落広がる登山道を登る

白山 後編:イメージ1

前編『花の白山へメインルートから登る』に続いて、白山を目指して登るルートを紹介する。南竜道分岐から南竜山荘のある南竜ヶ馬場への道でゆるやかな下りが多い。すぐにピンク色のハクサンフウロや白い花が穂になっているイブキトラノオなどの花畑があり、しばらく行ってエコーラインとの分岐付近は黄色のニッコウキスゲが多い。さらにゆるやかに下って行き、南竜山荘が近づいたあたりもニッコウキスゲが多い。南竜ヶ馬場には山小屋の南竜山荘の他に、1室の定員が 5名で、2名以上で利用できるケビンがある。南竜山荘で昼食にカレーライスかそばあたりを食べたいと思ったが、そういった物は無くて、一番腹に貯まるものでカップラーメンと言うことで残念。南竜山荘を過ぎて、展望歩道方面へ歩き、橋を渡ったケビン手前は小さな湿地帯でピンク色の小さな花を咲かせているハクサンコザクラや緑の小さな花の集合体のアオノツガザクラ、白いチングルマが多い。南竜ヶ馬場から白山頂上直下の室堂平へのコースは2つある。トンビ岩コースと展望歩道の2つであり、時間的にはトンビ岩コースの方が近いが、北アルプスの展望が良く、高山植物も多いと言うことで、東側から展望歩道を選ぶことにした。

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白山 前編

Aug.01, 2002 花の白山へメインルートから登る

白山 前編:イメージ1

白山は石川県の東、岐阜県との県境をなす2702mの高山である。冬の雪をいっぱいにまとった、真っ白な姿から古くから「しらやま」「越のしらね」の名で和歌にも詠まれてきた。現在では白山と書いて”はくさん”と呼ばれる。白山は富士山・立山とならんで日本三名山に数えられ、信仰の山として古くから開かれていた山だという。信仰登山の始まりは養老元年(西暦717年)らしい。白山周辺は白山神社の境内となっている。また日本百名山を選定した深田久弥は石川県加賀市の出身であり、幼少の頃から学生時代は、毎日が白山を眺めての暮らしだったという。今回の私の白山行きは高山植物の群落への出会いを期待しての登山である。白山への入山ではもっともポピュラーな登山コースの砂防新道から登ることとした。

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駒ヶ岳(2002m)

May.26, 2002 花咲く稜線漫歩

2002年、午年。このことで、今年注目を集めている山がある。富山県魚津市と宇奈月町にまたがる駒ヶ岳(2002m)である。これまで夏道がなく、残雪期の山であったが、昨年、ブナクラ峠修復グループが、今年に合わせて駒ヶ岳に夏道を刈り拓いた。今回は山仲間8名で宇奈月町から入山し、僧ヶ岳を経由して駒ヶ岳を目指すコースをたどることにした。

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大猫山(2055m)

Oct.27, 2001 剱の特等席は、初冬のおもかげ

剱岳の北方稜線に、登山道がないため残雪期の山として知られている毛勝三山(毛勝山・釜谷山・猫又山)がある。25000分の1地形図「毛勝山」を見ると、三山の南端にある猫又山から西方に伸びる尾根上に、2055.5mの三角点のあるピークがある。そこが今回紹介する大猫山である。今年、大猫山に登山道ができたという記事を山の雑誌で見かけた。秋晴れを見計らい、眺望を期待して登山口に向かった。

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剱岳(2998m)

Oct. 07, 2001 早月尾根タイムトライアル

剱岳は筆者にとってあこがれの山である。市街地から見える剱岳は、岩稜荒々しく人を寄せ付けない雰囲気が強い。それがアルピニズムをかきたてる。登山ルートは別山尾根と早月尾根があるが、前者ルートの往復なら室堂から容易にアプローチできるので一般的なルートである。しかし今回は、自分の山行の通過点として大きな意味を持たせようと、早月尾根の日帰り登山を計画した。これまでの自己の登攀ペースを参考にすると、日帰りは十分可能と判断したためである。

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剣岳 2998m

Sep. 22-23, 2001 立山連峰を縦走してカニのタテバイ、ヨコバイで有名な剣岳へ。

剣岳 2998m:イメージ1

古くから信仰の山として栄えた立山連峰。その歴史は古く701年頃に開山され現在に至っている。山容が穏やかな立山連峰は、雄山をはじめとする 3,000m級の山々が連なり、真砂岳、別山と続く縦走路は、とても歩きやすい。一般登山者が剣岳を目指すルートは、立山もしくは室堂から別山尾根を通り山頂に目指すのが一般的で、1年で一番雪が少ない9月下旬に鋭く尖った剣岳を目指した。

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三俣蓮華岳

Aug. 01, 2001 頂上直下のカールは花盛り

頂上直下のカールは花盛り:イメージ1

三俣蓮華岳はその名の通り、尾根が三方に伸びている。旧国名で言うと越中・飛騨・信濃、今の県名で言うと富山県・岐阜県・長野県の境になっている。北アルプスでは西側に位置する。標高は2841mで東側にカールがあって小規模ながらも氷河によって削られた地形であることがわかるところだ。カールの中央部から下の方は、ミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲなどのお花畑になっている。三県の境界になっていることからもわかるように、登山口からはかなり遠く、いつかは訪ねてみたい山だと思っていたが、富山県側の折立から入るより、岐阜県側の新穂高温泉から入る方が近く2泊3日で日程が組めそうなので訪ねることとした。

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南保富士 711.7m

Jun.17, 2001 涼吹いて 地蔵見下ろす 南保富士

富山県東部の山にはあまり登ったことがない。3000m級の山はあるが、私のモットー としている「日帰り登山+温泉」をクリアする山がなかなかないからである。それで も探してみたところ、展望がよいという南保富士という山を発見、散歩がてら行くこ とにした。

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高落陽山 経由 縄ヶ池

May.27, 2001 散居村望む高落陽山と、ミズバショウの縄ヶ池

毎年、5月20日頃になると、縄ヶ池のミズバショウが美しいという。縄ヶ池の近くの山、高落陽山(たかおちばやま)を経由して見に行くことにした。平村から五箇山トンネルを抜け城端方面へ向かうと、下り坂の途中に、縄ヶ池への看板が道路右側に現れる。この時期は多くの人が訪れるためか、誘導員が立っている。曲がりくねった林道を進むと、右カーブ手前に駐車場と登山口がある。駐車場はすでにいっぱいなので、路肩に駐車する。登山口横の説明板に目を通してから出発する。

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瀬戸蔵山1320m

Feb.25, 2001 山を丸ごと味わう

まだ雪深いため山スキーの季節ではないが、今からウズウズしてもう待ちきれない。少しでも山スキーの気分を味わうために、登山とゲレンデスキーを組み合わせた「バックカントリースキーごっこ」を実践しようと思った。冬季に登れて、近くにゲレンデがある山は限られてくる。富山県内で見つけたのが、今回登った瀬戸蔵山である。

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小鹿熊山 571.5m

Feb.18, 2001 スギ林 過ぎて見下ろす 雪景色

立春が過ぎ、日増しに春の足音が近づいてくる。そうなると、山スキーの季節到来だ。地元の低山で山スキーのできそうなところを探したところ、国土地理院発行地形図「宇奈月」に、小鹿熊山(おがくまさん)というのを発見した。池尻という集落からアプローチでき、山頂付近まで山道が通じている。前回の登山で、魚津市の大杉山に向かったが、天候悪化で登頂を断念したこともあり、今回は是非登頂して景色を満喫したかった。天候が崩れるという予報は外れ、なんとかもちそうだ。冬用装備を詰めたザックにウサギの耳のようにスキーボードを差し、池尻に向かう。

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城山 757.3m

Jan.28, 2001 ワカンでパウダースノートレッキング

関東地方に大雪をもたらした低気圧は、日本の東海上に去ったものの、富山県はぐずついた天気が続いている。朝から雨だったが、午後になり一時雨が止んだ。そこをみはからい、今年初のスノートレッキングに挑戦するため、上市町の城山に向かった。出発地点の剱親自然公園は、2000年とやま国体カヌー競技の会場として使われた、上市第二ダムの湖岸にある。夏にはバーベキューやキャンプが楽しめる自然豊かな施設である。私が到着したときには、小学生たちが湖岸の斜面でスキーやそり遊びに興じていた。

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白木峰1596m

Nov.23, 2000 南アルプスから立山連峰までを一望

白木峰1596m:イメージ1

トレッキングシーズンもいよいよ終盤となる。雪曇り前の突き抜けた秋晴れの下、車で白木峰に向かう。おわら風の盆で知られる八尾町から国道471号線を河合村方面へ南下する。道幅が狭く、対向車とのすれ違いに苦労しながら進むと、左に21世紀の森へと至る支道がある。キャンプサイトを通過しひたすら高度を上げると、次第に道が雪でうっすら白くなってゆく。当初は標高1300m地点の駐車場から山頂を目指す予定が、予想外の積雪で先に進めず、標高1180m 付近に戻り車道を横切る登山道から出発する。

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高頭山1210m

Nov.19, 2000 秋よ、さようなら。冬よ、こんにちは。

 高頭山1210m:イメージ1

一雨ごとに気温は下がり、冬の足音が近づいてくる。雪で閉ざされる前に、高頭山(たかずこやま)へと車を走らせた。県道43号線富山上滝立山線から県道 184号線河内花先線を経由し、熊野川ダムを目指す。さらに進むと河内へと入る。ここは槍ヶ岳開山の祖である播隆上人の出生地であり、それを示した碑が立っている。その先の川を渡ったところに登山口(標高387m)がある。現在発電所の工事中で、その巡視路を使って登ってゆく。スギ林の中の階段を抜けると、資材運搬用のリフトが並ぶ尾根に出る。重機が通れるように道は拡幅されており、登山の気分がしない。発電所の脇から本来の登山道へと戻る。

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負釣山959.3m

Nov. 12, 2000 落葉踏みしめ雪山一望

紅葉の見頃は終盤となり、いよいよ冬が到来する。既に2000m以上の山々は山頂に雪が積もり始めている。これを一望しようと、負釣山(おいつるしやま)へ向かった。

負釣山959.3m:イメージ1

黒部インターから東に約6kmのところにある、舟見ふれあい温泉が登山道入口となる。ここから看板に従い、舟川ぞいに林道を進むと、左の展望コースと右の西尾根コースに分岐している。西尾根コースは40分位で登れるそうだが、今回は展望コースをたどることにする。林道の先には広場があり、車はここまで乗り入れられる。大きな案内板の横から歩き出す。

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赤谷山 2260m

Oct. 14, 2000 霧中から現れた紅葉に夢中

赤谷山 2260m:イメージ1

赤谷山は、ボランティアの手によって登山道が拓かれた山である。登山口から山頂まで標高差が1300mあり、日帰りにはきつい山だとガイドブックには書かれている。今回の目的は自己のトレッキングレベルを知るためと、2000m級の山に紅葉が下りてきているので、それを見ることである。剣岳の玄関口、馬場島から白萩川沿いの谷を詰めると、堰堤前の広場に着く。曇り空の下、堰堤のハシゴ場から始まるが、ここは慎重に足場を確かめながら上へ。まずは谷の右岸を歩く。道の両脇は人の背丈より高い草に囲まれている。いくつか小さな沢をまたぐ。沢の両端やカーブ、分岐には布で目印がしてあり、迷うことなく安心して進める。沢を流れる水の音がサラサラと心地よい。50分程歩くと、登りが緩やかになり、沢から離れて静かになる。いつのまにか細かい雨が降ってきて、全身は湿気と汗でグッショリ濡れている。

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僧ヶ岳1855.4m

Oct. 1, 2000 雨中に夢中で登山

僧ヶ岳の名は、春の残雪が笠をかぶった僧に見えることに由来する。ゆったりとした山すそは魚津の街からよく見えるためなじみ深く、いつかは登りたいと思っていた。立山の紅葉が見頃と新聞にあり、僧ヶ岳ではどうかと調べに登ってみた。

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朝日岳

Aug. 21, 2000 能登半島から立山まで見える、高山植物の多い山

朝日岳:イメージ1

朝日岳は日本山岳会が選んだ日本三百名山の一つで、北アルプスの北端に位置する。頂上からは富山湾が間近に見え、東から南方面には白馬岳、剱岳、立山がそびえるのが見える。頂上や周辺にはミヤママツムシソウやハクサンコザクラが咲く花の多い山である。標高は2418mとさほど高くないが、日本海に近いため積雪量が多く、気温も低めなため、高山植物の咲く高度が北アルプス南部より低いのである。頂上から見る日の出は素晴らしく、東に雲海ができているときは更に美しい。朝日岳から北には日本海の親不知まで続く栂梅新道(つがみしんどう)という道が続いている。北アルプスから海まで歩くことが出来る道として、登山の経験の長い方や、大学のワンダーフォーゲル部などが歩く道である。

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雪倉岳

Aug. 20, 2000 北アルプス北部の花が多い山

雪倉岳:イメージ1

雪倉岳は北アルプスの北端近くに位置し、固有の植物を含め、高山植物の多い、日本二百名山の一つである。また新潟百山にも選ばれている。雪倉岳(ゆきくらだけ)は白馬岳から見るとそれほど大きい山には見えないが、蓮華温泉から朝日岳への登山道の花園三角点付近から見ると、裾野が大きく延びており、どっしりとした山であることが分かる。やはり標高が2611mの山なのだ。北アルプスの奥深い方にあるので、登るには1.5日歩くこととなり、日程としては2泊3 日で考えるのがよい。今回は白馬岳から雪倉岳へ登り、朝日岳のふもとの朝日平へ下る行程で行くこととした。

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雲ノ平

Aug.07-12, 2000 高山植物咲き乱れる北アルプスの秘境へ

雲ノ平:イメージ1

雲ノ平は北アルプスの秘境と呼ばれるほどで、富山県側の折立から往復するのに通常4日以上はかかる。富山県側からだけでなく、岐阜側や長野県側からもいくつもの山を越えなければ雲ノ平に到達することはできない。しかしながら、その高山植物の豊富さ、素晴らしい数々の庭園、雄大な山脈の眺望、また少し足をのばせば天然の露天風呂などもある。雲ノ平は日本一高い所にある高原でもあり、広さも北アルプスの五色ヶ原や弥陀ヶ原をはるかに凌ぐほどである。健脚な登山者のみが訪れることが許されるこの楽園は、だからこそその素晴らしさが人々の間で語られるのであろう。2年前に大学のワンダーフォーゲル部の夏合宿で中房温泉から表銀座を越えて、槍ケ岳、鷲羽岳、水晶岳、雲ノ平、そして富山県側の折立まで2週間弱の大縦走をした。ここではそのコースを紹介する程時間とスペースがないので、折立から雲ノ平を往復するコースとして紹介する。

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